十日でもできることはたくさんある

日本の現代社会人はなかなか長期休暇が取りにくい。
長期休暇というのはいったいどれぐらいの期間を指すのだろうか。海外のように二、三週間もバカンスが取れる会社は日本では稀なので、大体十日程度ではないだろうか。
十日を長期と受け止めるかどうかは本人次第だが、十日あれば結構いろいろなことができる。
例えば国内旅行。十日もあれば九州の人が北海道に遊びに行くのでも十分な日数だ。他にはキャンプに行ってもいいし、キャンピングカーをレンタルしてちょっとした旅気分を味わうのもいいだろう。
かなり職場でストレスが溜まっている人でも、休暇の過ごし方次第では結構リフレッシュできるものなのだ。
中でもおすすめなのは小旅行だ。思い切って日本を脱出して、超短期の海外旅行もいいのではないだろうか。そこは日本と環境がガラリと違うので、会社のことは思い出す暇もないくらい楽しめるだろう。
そこでしっかりリフレッシュできれば、10日の休暇を終えた後の職場復帰でも、それほど辛く感じないかもしれない。
なぜなら、しっかりとリフレッシュできているから気持ちがリセットされ、新たな気持ちで仕事にとりくめるからだ。
しっかりとリフレッシュするには、自分の目的や都合に合わせたプランを探すことが重要だ。
もちろんそれでストレスが嘘のようになくなるわけではないかもしれないが、全く環境が違う10日間を過ごせば、案外第三者目線から自分を客観的に観察でき、自分の現在地が見えてくるものなのだ。